ヤフーは6月29日、ディレクトリ型検索サービス「Yahoo!カテゴリ」を2018年3月29日をもって終了すると発表した。
同サービスは、「サーファー」と呼ばれるスタッフが手作業でサイト情報を収集し、「エンターテインメント」や「メディアとニュース」といったカテゴリに分類する。1996年の同社創業時から続いているサービスで、インターネットが普及し始めた当初は利用数も多かったという。
ただし、サイト数の大幅増加やSNSの登場などでウェブ環境が大きく変化し、人の手による情報収集の限界から、現在ではGoogleに代表されるようなロボット型検索が主流となっている。こうした状況から、ディレクトリ型検索は一定の役割を終えたものとし、サービス終了を決定するに至ったと同社では説明している。
また、今回のサービス終了を受け、審査サービス「Yahoo!ビジネスエクスプレス」についても、7月31日で販売を終了するという。
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