HP、PCとプリンタがともに好調で7%増収--第2四半期

Natalie Gagliordi (ZDNET.com) 翻訳校正: 矢倉美登里 緒方亮 (ガリレオ)2017年05月25日 13時26分

 HPは米国時間5月24日、予想を上回る2017年度第2四半期(4月30日締め)の決算を発表した。主力部門の2つが、待望の成長を遂げた。

 総売上高は、為替相場の変動による影響を除くと前年同期比で7%増の124億ドル。非GAAPベースの1株当たり利益は40セントだった。

 アナリスト予想は、1株当たり利益が39セント、売上高が118億8000万ドルとなっていた。

 PCを含むパーソナルシステム部門は前年同期比10%増。うちコンシューマー向けは16%増、コマーシャル(法人向け)製品は7%増だった。プリンタ部門は2%増。

 HPのDion Weisler最高経営責任者(CEO)は第2四半期について、PCとプリンタ両事業の売上高が前年同期を上回るのは7年ぶりのことであり、HPの「改革が効果を上げている」ことを示唆しているとした。

 Weisler氏は、さらに次のように述べた。「すべての地域と主要な財務指標において、ポートフォリオ全体が堅調だ。われわれは、収益性の高いシェアを獲得し、競合他社を上回る結果を出し、HP史上最高のイノベーションのいくつかをもたらしている」

 HPは第3四半期について、非GAAPベースの1株当たり利益が40~43セントと予想している。アナリスト予想では、第3四半期の1株当たり利益が42セント以上とされている。

 一方、エンタープライズ向けにストレージを提供するPure Storageも決算を発表した。売上高は前年同期比31%増の1億8260万ドルだったが、6240万ドル(1株当たり30セント)の純損失を計上し、非GAAPベースの損失は1株当たり14セントだった。

 アナリストらは、売上高が1億7753万ドルで、1株当たり損失が22セントと予測していた。

 オールフラッシュストレージを扱うPure Storageは、今四半期である第2四半期の売上高については強気の予想を示した。売上高が2億1400万~2億2200万ドルとみており、アナリスト予想の2億1500万ドルをやや上回っている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]