WaymoとUberは現在、激しい法的争いの只中にある。したがって、WaymoがUber最大の競合企業と提携しようと考えたとしても意外ではない。
Googleの親会社Alphabetの傘下にあるWaymoが、Lyftと提携した。両社は共同で、自動運転技術の開発と実装に取り組む予定だという。The New York Timesが米国時間5月14日、事情をよく知る情報筋らの話として報じた。
「Lyftと協力して、路上の安全性を高め、交通手段をさらに利用しやすくする新しい自動運転製品を開発することを楽しみにしている」とWaymoの広報担当者は電子メールで述べ、「都市における移動手段を改善しようというLyftのビジョンと取り組みは、より多くの場所のより多くの人々にWaymoの自動運転技術を届ける上で役立つだろう」とした。
Lyftも提携を認めたが、それ以上のコメントはなかった。
提携そのものは公表されているが、詳細は闇に閉ざされている。LyftがWaymoの技術を自社の車両に搭載するのか、それとも他の何かに搭載するのかという、Lyftが担う役割は不明だ。Lyftは既に、General Motors(GM)の自動運転車「Chevrolet Bolt EV」を対象にGMと似たような契約を結んでいる。GMはLyftに巨額の出資を行う企業の1社だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果