スポーツに特化したIoTデバイスを開発するLEOMOは4月24日、USAサイクリングおよびUSAサイクリングチームと提携したと発表した。また、USAサイクリングチームの公式モーション解析デバイスに、同社の「TYPE-R」が採用されたという。
TYPE-Rは、ウェアラブル技術を用いたアスリートやコーチ向けのデバイス。モーション解析を使って、競技アスリートやコーチのパフォーマンスを最大限発揮できるように設計されている。アスリートのフォーム、効率、パフォーマンスを最適化でき、怪我の防止や怪我からの回復を助けられるという。
同社によると、これまでアスリート向けのモーション解析は、ラボやスタジオでの測定に限られており、より現実に近いトレーニングやレースの条件を反映することができず、精密かつ高価なシステムが必要だったという。TYPE-Rを使えばモーション解析が屋外でも可能になり、アスリートやそのコーチがトレーニングや競技を行う環境と同じ条件下でモーションデータを収集できるようになるとしている。
同端末は3月9日に米国にて発表され、2017年夏後半に米国、2017年後半に他の地域での公式発売を予定している。現在は米国での発売を目前に控えオープンベータプログラムを提供中で、今後は対象を一般ユーザーにも拡げる予定。
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