「はま寿司」でPepperが座席案内--ソフトバンクら4社が実証実験

 ソフトバンク、ゼンショーホールディングス、はま寿司、ソフトバンクロボティクスは2月2日、回転寿司「はま寿司」で人型ロボット「Pepper」を店頭の受付や案内業務に活用する実証実験を開始した。実施店舗は、ウィラ大井店(東京都、2016年10月19日~)、真岡店(栃木県、2016年12月14日~)、浦和店(埼玉県、2017年1月12日~)の3店舗。

「はま寿司」でPepperが受付け
「はま寿司」でPepperが受付け

 実証実験では、専用のアプリを搭載したPepperをはま寿司の店舗に設置し、はま寿司独自の案内システムとPepperを連携させる。Pepperは、来店客に対して人数や希望する座席の種類をヒアリングし、空席がある場合は座席の番号札を発券して案内する。満席の場合は整理券を発券し、座席が用意できたら呼び出して座席の番号札を発券して案内するという。

 はま寿司によると、現在店舗では、店員が会計などの業務と並行して案内業務をしているが、Pepperが受け付けから案内までを行うことで、店員は他の業務に集中できるようになり、さまざまな場面で来店客の待ち時間を短縮できるようになるとみている。今回の実証実験の結果を踏まえ、全国の店舗に向けて多店舗展開を検討していくという。

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