Amazon Web Services(AWS)は米国時間11月29日、ラスベガスで開催中の年次イベント「AWS re:Invent 2016」で、同社の音声アシスタント機能「Alexa」関連の新たなパートナープログラムとして「Alexa Service Delivery Program for Partners」を発表した。
AWSのワールドワイドパートナーエコシステム担当ディレクターのTerry Wise氏によると、既に3000を超えるAlexa向けのスキルが、市場のパートナー企業によって開発されているという。同氏はスキルの一例として、Electroluxによる空調ユニットへのAlexaの組み込みを挙げた。
Wise氏によると、この新たなパートナープログラムは「今後数週間のうちに」利用可能になるという。
サードパーティーとの統合によって、Alexaといった音声アシスタントはさまざまなシナリオで活用できるようになる。音声によってコマンドを実行するという機能は個人の生活に浸透してきているだけでなく、企業分野での活用も進んでいる。例を挙げると、FinancialForce.comは最近、音声起動型のERPアシスタントを発表している。またほんの数週間前には、Atlassianが同社の「HipChat」を、質問を待つのではなく積極的に機能するバージョンのAlexaと統合すると発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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