師走が近づき、感謝祭を過ぎた街はクリスマスに向けてジングルベルが聞こえるようになってきた。本格的な冬になると、体はコートなどで防寒できても、足先は意外と冷えて凍える。以前スマートフォンと連携して足を温めるヒーター内蔵Bluetoothブーツ「lundi」を取り上げたが、履く靴がそれだけに限られてしまうことが難点だった。
そこで今回は、ヒーターを内蔵し、Bluetooth経由でスマートフォンから制御できる中敷き(インソール)「+Winter」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
+Winterは、靴の中に入れるとヒーターで特に冷えるつま先を温めてくれる中敷き。厚さは、つま先側が2mm、かかと側が6mmと全体的に薄く、ある程度の水濡れにも耐えるので、普段履きの靴だけでなく、アウトドア用ブーツなどのほか、スキーやスノーボード、アイススケートといったウィンタースポーツで使う靴にも入れられる。
スマートフォンとはBluetoothで通信し、アプリで温度を設定する。スマートフォンを持っていない状況でも、内蔵加速度センサが動きを検知すると、自動的に起動し、あらかじめ設定しておいた温度を保つ。左右それぞれの+Winterのバッテリ残量は、アプリで確認できる。
バッテリ駆動時間は設定温度や気温などに左右されるが、最大5時間の使用が可能という。充電は、ワイヤレス充電台の上に置くだけ。+Winterには充電用のケーブルやコネクタが設けられていないため、靴の中に入れても違和感がない。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間2016年1月1日まで。目標金額の7万スイスフランに対し、記事執筆時点(日本時間11月29日14時)で約1万3000スイスフランの資金を集めている。キャンペーン期間はあと33日ある。
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