DMM.comは11月15日、同社オリジナルブランドのデジタル家電として、50インチと65インチの4K液晶ディスプレイを発表した。税別価格は、50インチモデルが5万9900円、65インチモデルは15万9900円。DMMのオンラインストア以外にも、楽天市場、Amazon、蔦屋家電にて販売する。
この液晶ディスプレイは、ハードウェアスタートアップのUPQがODM供給している。スペック面では4K/60p入力に対応。インターフェイスは、HDCP 2.2をサポートしたHDMI 2.0対応ポートを4端子搭載。2018年の4K実用放送時のチューナー接続も可能だ。そのほか、光デジタル出力端子、USBポートを搭載し、USBメモリ内の写真・動画再生やファームウェアアップデートにも対応する。
【編集部注:2017年4月27日18時】DMMにODM供給していたUPQが、「120Hz駆動」ではなく「60Hz駆動」の誤表記だったことを発表したため、DMMからの連絡を受け「120Hzの倍速駆動に対応」の表記を削除しました。
DMM.com代表取締役社長の松栄立也氏によると、現時点では主だった予定はないものの、DMMブランドで今後もさまざまな家電を展開したいとしている。 また、家電以外にも水族館事業などにも参入予定。「最近(手掛けている事業が多すぎて)何をやっているのかわからなくなりつつあるが」と笑いを誘ったうえで、「家電以外にも面白いことをやっていく」と述べた。
なお、DMM.makeの担当者によると、現在の4Kテレビが搭載しているチューナーでは、2018年の4K実用放送には対応できず、別途チューナーが必要だという。そのため、ディスプレイにすることで、ユーザーのニーズに合わせた利用が可能になるとしている。
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