ソフトバンク コマース&サービスは10月20日、スマートフォンアクセサリなどを手掛ける「SoftBank SELECTION(ソフトバンクセレクション)」から、オーディオブランド「GLIDiC(グライディック)」を立ち上げると発表した。自社開発のBluetoothイヤホンなどをラインアップする。
ソフトバンク コマース&サービスでは、以前からスマートフォン向けアクセサリの開発、製造、販売を担ってきた。ここ数年はスマートフォンで音楽を聴くユーザーの増加に伴い、イヤホンなどのオーディオ機器に注力。自社開発でコストパフォーマンスを重視したハイレゾ再生対応モデルや、Bluetoothによるワイヤレスモデルなどを発売している。
今回「今以上に幅広く製品を届けたい」(ソフトバンク コマース&サービスのマーケティング企画統括部マーケティング戦略部マーケティングコミュニケーション課 課長の岩永公就氏)との思いからGLIDiCブランドを発表。「よい製品を求めやすい価格で提供し、ソフトバンクユーザーだけでなく、すべてのスマートフォンユーザーに使ってほしい」(岩永氏)と意気込みを語る。
GLIDiCブランドは、すべて自社開発製品で構成され、新モデルとしてBluetoothイヤホンの「Sound Air WS-5000/WS-3000」(SoftBank SELECTION オンラインショップ販売税込価格:7992円/4968円)を発表した。
上位機となるWS-5000は、SBC、aptX、AACの高音質オーディオコーデックに対応したほか、アルミニウム合金をボディに採用した。高磁力ネオジウムマグネットドライバとノイズを低減するアルミニウムハウジングにより、クリアなサウンドを実現する。約3時間の充電で、最大約8時間の連続使用ができる大容量バッテリを内蔵。XS、S、M、Lサイズのイヤーピースが付属する。
WS-3000は、8mmのドライバユニットに高磁力ネオジウムマグネットを搭載し、ノイズを低減するアルミニウムハウジングにより、豊かな低音とクリアな中高音域のサウンドを実現。オーディオコーデックはSBC、AACに対応。約2.5時間の充電で最大約6時間の連続使用に対応する。
ブランド名のGLIDiCは、「滑空する」という意味のGLIDEに接尾辞icを合わせた造語。ソフトバンク コマース&サービスでは、GLIDiCブランドとともに、他メーカーとのコラボレーション商品も展開しており、そちらは今まで同様にソフトバンクセレクション」とコラボ先ブランド名で販売していく。
販路はオンラインショップのほか、ソフトバンクショップ、家電量販店など。「ソフトバンク以外のキャリアを使っている方にもソフトバンクショップにきてほしい」(岩永氏)としている。
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