音楽ストリーミングサービスのSpotifyが、ライバルであるストリーミングサービスSoundCloudの買収に向けて「本格的に交渉中」だという。Financial Times(FT)が米国時間9月28日に報じた。
FTは、交渉に関して説明を受けた情報筋の話として、買収が近々発表される可能性があると報じている。買収金額は明らかにされていない。Bloombergは7月に、SoundCloudのオーナーらが10億ドルで売却を検討していると報じていた。
SoundCloudは人気の高い音楽サービスで、Spotifyのアクティブユーザー数が1億人であるのに対し、月間ユニークビジター数が約1億7500万人に達する。「オーディオ版のYouTube」と呼ばれることが多く、楽曲をアップロードできる点でSpotifyや「Apple Music」とは一線を画している。Spotifyがこの機能を取り入れられれば、Appleと真っ向から対決する上で、Spotifyの魅力は高まるだろう。
SoundCloudの音楽カタログには1億2500万曲以上が収録されており、その中には、ユーザーが投稿したリミックスやマッシュアップ、カバーも数多く含まれている。なお、SoundCloudは3月に、無料版サービスで表示される広告をなくした有料サービス「SoundCloud Go」の提供を開始している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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