JVC、ハイレゾイヤホン「WOOD inner」はウッドとメタルの理想的な組み合わせ

 JVCケンウッドは9月15日、JVCブランドから木製の振動板による「ウッドドームユニット」搭載のハイレゾ対応イヤホン「WOOD 01 inner/02 inner/03 inner」(想定税別価格:5万円前後/3万5000円前後/2万4000円前後)を発表した。発売は10月中旬。2015年に開始したハイクラスシリーズ「CLASS-S(クラスエス)」シリーズと位置づけ展開していく。すでにウッドドームユニットを搭載したヘッドホンの「HA-SW01/02」もCLASS-Sシリーズとして発売している。


左から「WOOD 01 inner/02 inner/03 inner」

 ウッドドームユニットを搭載したイヤホンは2007年に登場し、今回が第4世代機。80マイクロメートルのカバ材シートを50マイクロメートルまで薄くすることで、従来比約40%の軽量化を実現。中~高域の表現力を向上した。また、低音楽器の音階表現をアップするため、ウッドドームユニットのプレート形状を変更。ボイスコイルが受ける駆動力を改善しているという。

 振動対策として、ハウジングの背面にウッドスタビライザーを設けたほか、01は4つ、02は3つ、03は2つの異なる金属素材を組み合わせたハーモナイザーを装備。ステンレス、ブラス、アルミなど、不要な振動を抑えるとともに、美しい響きが得られる組み合わせを採用する。


WOOD 01 innerの内部構造

 01は11mm、02/03は10mmのウッドドームユニットを搭載。01/02はMMCX端子によるケーブルの着脱ができ、01のみバランス接続にも対応する。周波数特性は6Hz~50(02/03は45)kHz。ハウジング部のフォルムを短くすることで、外れやすさを解消したほか、イヤーピースの角度を若干上向きにすることで、フィット感を高めた「エルゴノミックアングルドフィットフォルム」を採用する。

 キャリングケースのほか、「スパイラルドットイヤーピース」5サイズが付属する。


左から「アコースティックピュリファイアー」と「ウッドドームユニット」

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