シグマ、映像機器市場に参入--映像制作用交換レンズ「SIGMA CINE LENS」も

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 シグマは9月7日、映像制作用(シネマカメラ)交換レンズ「SIGMA CINE LENS」の発売により、映像機器市場に参入すると発表した。

 同社は、同日にオランダ・アムステルダムで開催された放送用機材の総合見本市「IBC(InternationalBroadcastingConvention)」にて、シネマカメラ用交換レンズライン「SIGMA CINE LENS」を発表している。

 同社によると、近年のデジタルコンテンツの標準化に伴い、圧倒的な高画質、コンパクトネス、機能性を兼ね備えた、桁違いにリーズナブルな価格の革新的なデジタルシネマカメラが普及したことで、個人・小規模プロダクションによる映像制作機会が飛躍的に増えているという。一方で、シネマカメラ用交換レンズにおいては、市場の変化に対応できる高性能かつコンパクトで、品質と価格を最適化した、革新的な製品が長らく待たれていた。

 こうした背景のもとシグマには、予算や規模にかかわらず「最小限の投資と装備で、映像制作の自由度と機会を最大限に拡げる、最高性能のレンズを」という期待と要望が寄せられていたという。

 そこで同社は、映像制作に取り組む現代のプロフェッショナルにとって、真のソリューションとは何かを追求。「最高性能を、価値ある価格で」というコンセプトのもと、光学設計のノウハウと最新技術による量産体制を生かした、シネレンズ・ラインの開発に着手した。

 光学系はそのまま生かし、それ以外のメカ部分をすべて新規開発し、高性能レンズライン「Art」で培った光学性能はそのままに、ビルドクオリティとコンパクトネスを両立。本格的な撮影に対応できるラインアップを実現したという。

 その第1弾として、まずはズームレンズ2機種を日本と米国で先行発売(PLマウントを除く)する。

 ズームレンズは、「High Speed Zoom Line」として、ズーム全域でT2の明るさを実現。6K~8Kクラスの高解像度撮影に最適な最高レベルの光学性能を発揮するという。発売を予定しているのは、焦点距離が18-35mmの「18-35mm T2」と50-100mmの「50-100mm T2」の2本。

「18-35mm T2」
「18-35mm T2」
「50-100mm T2」
「50-100mm T2」

 2017年以降は、ズームレンズ1機種、単焦点レンズ5機種、合計8機種を順次市場で展開する予定。

 ズームレンズの1機種は、フルフレームのイメージサークルをもつ「FF Zoom Line」。Super 35を超える大型イメージセンサーをもつ最新のデジタルシネマカメラにも対応する。発売を予定しているのは、焦点距離が24-35mmの「24-35mm T2.2 FF」。

「24-35mm T2.2 FF」
「24-35mm T2.2 FF」

 単焦点レンズの5機種は、フルフレームに対応したT1.5のラインナップ「FF High Speed Prime Line」。焦点距離20mmの「20mm T1.5 FF」 24mmの「24mm T1.5 FF」、35mmの「35mm T1.5 FF」、50mmの「50mm T1.5 FF」、85mmの「85mm T1.5 FF」を揃える。

 なお、PLマウントも含め、ズームレンズ/単焦点レンズともに、今後はラインナップを充実さていくという。

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