まぐまぐ、クリエーターと読者を直結する新サービス「mine」を開始

 メールマガジンサービスなどを手掛けるまぐまぐは9月1日、1記事単位で著名クリエーターの作品を見られる新コンテンツプラットフォーム「mine(マイン)」を発表した。椎名誠氏や石田衣良氏などのクリエーターがコンテンツを提供する。


「mine」ロゴデザイン

 有料メルマガは、月額課金制で、記事単位で購入ができないというデメリットがあった。一方、メルマガを作成するクリエーター側も、コンテンツを書き続けることが難しいなど、月額課金に対するハードルを感じていた部分があったという。

 mineは、ユーザー側、クリエーター側のハードルを低くし、より読みやすく、購入しやすいコンテンツを目指し開始するサービス。メールとして配信するのではなく、ウェブサイト上に専用ページを設け、そこにアクセスすることでコンテンツが見られる。

 記事単位で課金ができ、クリエーター側は記事ごとに料金を変えることも可能。mine専用の投稿フォームを用意するため、テキストのほか、画像、音楽、映像などのコンテンツも盛り込める。

 クリエーターには、作家の椎名誠氏、石田衣良氏、ノーベル物理学賞受賞者の中村修二氏、実業家の辻野晃一郎氏などが名を連ねており、いずれもまぐまぐの事前審査を通過したメンバーがコンテンツを提供していくとのこと。テレビ東京の番組「カンブリア宮殿」と連携し、番組内容をテキストとして提供する新しい試みにも取り組む。

 無料コンテンツも用意され、クリエーターは作成時に無料、有料を自ら選択できるとのこと。有料コンテンツは1記事単位で50円から販売する。

 今後は、クリエーターを増やしていくほか、10月をメドにiOS、Androidアプリも提供する。課金はクレジットカード決済になるが、ケータイキャリア決済の導入も予定している。


 

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