拡張現実(AR)位置情報ゲーム「ポケモンGO(Pokemon GO)」の人気は驚異的だ。人気のあるサービスや商品にあやかろうとするのは人の常で、そんな実例の1つとして、モンスターボールを真っすぐ投げるためのアクセサリ「Pokemon Go Straight Ball Thrower」を以前取り上げた。
今回は、そんなPokemon GOをコバンザメのように利用する別の「モンスターボール」風デバイスを紹介しよう。慌てて開発したせいか、製品名を付け忘れたらしい。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
このデバイスは、「ポケットモンスター(ポケモン)」の捕獲に必要なモンスターボールを操作するためのボール型コントローラ。内部の加速度センサで取得した動きデータをBluetoothでスマートフォンに伝え、このボールを投げる動きでゲーム内のモンスターボールを制御できる。
投げてつけても壊れない構造なうえ、柔らかい素材で作られているため、投げて人に当たるなどしても危なくない。そこで、本物のトレーナーがするように、実際に投げてポケモンを捕まえることが可能だ。
また、投げるようなジェスチャーでも、ゲーム内のボールを投げたことにできる。この機能は、ポケモンが水辺にいるなど、ボールを実際には投げられない状況のときに役立つ。
なお、このデバイスはモバイルバッテリとしても機能する。消費電力が多く、すぐにバッテリを空にしてしまうPokemon GOをプレイするにあたって、実はこれがもっとも必要な機能なのかもしれない。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間9月30日まで。目標金額の2万5000ドルに対し、記事執筆時点(日本時間8月17日12時)で約2900ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと43日ある。
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