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Android端末をランサムウェアに感染させるエクスプロイトキット、セキュリティ企業が報告

Charlie Osborne (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2016年04月26日 12時30分
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 2015年のHacking Teamへの攻撃で流出したエクスプロイトと「Towelroot」が悪用され、「Android」デバイスをランサムウェアに感染させていると報告されている。

 Blue Coat Labsの研究者によると、このエクスプロイトキットは複数の脆弱性を利用してこっそりとAndroidデバイスにマルウェアをインストールするという。マルウェアだけでなく、詐欺的な広告を利用するマルバータイズが感染路の重要な要素になっているとのことだ。

 Blue Coat Labsのチームは、テスト用のAndroidデバイス(Android 4.2.2のCyanogenmod 10バージョンが動く古いサムスン製タブレット)は、悪意のあるJavascriptを含む広告がロードされてランサムウェア攻撃に遭遇したとしており、攻撃の発見に至ったと米国時間4月25日付けのブログで報告している。

 同社のAndrew Brandt氏によると、ユーザーのアクションなしに悪意あるアプリをモバイルデバイスにインストールできるエクスプロイトキットを確認したのは初めてだという。

 問題の攻撃は、2015年のHacking Teamへの攻撃で流出したエクスプロイトを利用している。当時Hacking Teamのサーバは攻撃を受け、同社の内部情報ややりとりのほかゼロデイ脆弱性のキャッシュも明らかになった。

 発見されたエクスプロイトキットは、流出したエクスプロイトの1つとTowelrootエクスプロイトキットを利用し、ペイロードは「Dogspectus」ランサムウェアを含むAndroidアプリをインストールする。

 Blue Coatによると攻撃は少なくとも2月中旬から展開されているが、それより早い可能性もあるという。少なくとも224台のAndroid 4.0.3〜4.4.4ベースのモバイルデバイスが同エクスプロイトキットのコマンド&コントロール(C&C)サーバに接続していたという。


この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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