アマゾンジャパンは4月6日、ECサイト「Amazon.co.jp」の配送料を改定した。注文の合計金額が2000円以下だった場合、配送料として350円が発生する。ただし、年会費3900円の「Amazonプライム会員」は、引き続き全品送料無料であるほか、Amazon.co.jpが発送する書籍やAmazonギフト券については、金額に関係なく送料無料を維持する。
複数の配送先を指定した際には、1配送先ごとの注文金額が2000円以上の場合に送料無料となる。注文後に商品の一部をキャンセルしたことで金額が2000円に満たなくなった場合には、350円の配送料がかかることがあるという。また、発送オプションによっては、同時に確定した注文であっても、発送ごとに配送料が加算される場合があるとしている。
同社は2010年11月から全商品を送料無料にしていたが、「配送コストの都合」を理由に、一部の低価格商品で単品での販売や無料配送を終了。それにあわせて、対象商品の合計金額が2500円以上であれば購入できる「あわせ買いプログラム」を提供していた。
今回の送料改定について同社の広報は、アマゾンとして品ぞろえを充実させるとともに、「お急ぎ便」「当日お急ぎ便」「お届け日時指定便」などの配送オプションを増やしてきたと説明。今後もユーザーにとって利便性の高いサービスを提供したいとした。
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