サイバーエージェントは3月31日、テレビ朝日との共同出資により設立したAbemaTVに対し、映像配信プラットフォーム「AmebaFRESH!」事業を4月1日に譲渡すると発表した。
AmebaFRESH!は、生放送コンテンツを強みとした映像配信プラットフォーム。1月21日にサービスを開始し、オリジナルコンテンツから配信事業者によるコンテンツまで、約300チャンネル、累計4000以上の番組を配信している。
サイバーエージェントでは、AmebaFRESH!をAbemaTVに譲渡することで、サイバーエージェントが運営するインターネットテレビ局「AbemaTV」(3月1日一部先行配信を開始、4月11日に本開局予定)とのシナジー強化を図る。また、4月8日よりサービス名称を「AmebaFRESH!」から「AbemaTV FRESH!」に変更し、AbemaTVとしてブランドを統一する。
今後は、AbemaTVをサイバーエージェント関連会社における動画事業を推進する会社と位置づけ、事業拡大を図るとともに、配信者が提供するコンテンツからなるプラットフォーム型サービスのAbemaTV FRESH!と、AbemaTVが制作・調達したコンテンツを配信するインターネットテレビ局AbemaTVの2つのサービスにより、利用者の獲得を目指すという。
なお、同事業譲渡に伴う、サイバーエージェントの連結業績予想への影響は軽微だという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス