LGはバルセロナで現地時間2月22日から開催されるMobile World Congress 2016に先立ち、21日に「LG G5」を発表した。モバイル部門の収支を黒字に転じようとする中、同社史上最も革新的なスマートフォンとなっている。
LG G5は、モジュール式のスマートフォンで、メタルユニボディ設計を採用しつつ、スライド式で脱着可能なバッテリと、多数のハイエンドアクセサリに対応するプラグインモジュールポートが装備されている。
LGによると、提供されるモジュールを装着することによってLG G5を、デジタルカメラや、オーディオファン向けのHi-Fiプレーヤーにすることができるという。「LG Cam Plus」を装着すれば、LG G5を実際のカメラのように持つことができる。LG Cam Plusには、独自のズーム、電源、シャッター/録画ボタンが付いている。「LG Hi-Fi Plus」はBang & Olufsenとの提携に基づき、さらに優れたオーディオを提供する。
また、LG G5は5.3インチ(2560×1440)のディスプレイを搭載し、同等レベルの「Nexus 6P」や2015年の「LG G4」よりもピクセル密度が高い。
端末内部に搭載されているQualcomm製「Snapdragon 820」プロセッサと4GバイトのRAMによって、機敏な使用感が実現されている。端末背面には、指紋スキャナとともに、カメラが2つ搭載されている。カメラは、標準的な16メガピクセルのスマートフォンカメラとして機能するほか、135度のワイドアングル8メガピクセルカメラとしても機能する。
LG G5は、32Gバイトのオンボードストレージ、microSD拡張スロット、2800mAhの脱着可能なバッテリを装備し、充電用に新たに「USB Type-C」規格に対応する。厚さは、最も厚い部分で8mm。
LG G5に搭載されている「IPS Quantum」ディスプレイは、常時オン機能を備え、G5がスリープモードの間も日時を継続的に表示する。
LGによると、LG G5は米国で4月に発売される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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