筆者は長年にわたり、所有するすべてのデバイスでメインのメモおよび情報収集サービスとしてEvernoteを利用してきた。同社は2013年にオンラインストア「Evernote Market」を開設したが、運用開始から1年の時点では大きな成功を収めていると報じられていた。
3年にわたってEvernote Marketを運用し、「ScanSnap」スキャナ、「Jot Script」スタイラスペン、メッセンジャーバッグ、Moleskine製の手帳などを販売してきたEvernoteは、米国時間2月3日に同ストアを終了する。
Evernoteは、この通販サイトを通じて80万冊を超えるMoleskine製手帳、30万本のJot Scriptスタイラスペン、2万台近いScanSnapスキャナを販売したと報告している。筆者はMoleskineの手帳を何冊か購入し、今でも愛用している。Evernoteは、今後はパートナー各社が開発および販売するEvernote連携製品の販促を行い、顧客を各製品のウェブサイトに誘導すると述べた。
新しい最高経営責任者(CEO)の就任や人員削減など、Evernoteにおける最近のさまざまな変化を考慮すると、同社が多くの顧客に価値をもたらすソフトウェアに改めて注力するのは理にかなっている。筆者は正直なところ、最近の変更のいくつかに少し不安を覚えていたので、今回の動きで確かに筆者のEvernoteへの信頼はいくらか回復した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」