3DMark Ice Storm -- Unlimited
Graphics Score
Physics Score
Fire HD 8と同価格帯のタブレットは、ほとんどが同じようなスクリーンを搭載しており、Fire HD 8のスクリーンも印象が薄いが、落胆するほどのものでもない。幅の広い16:10のアスペクト比(映画を見るのに最適だ)で、ピクセル解像度は1280×800だ。HD動画の画質は良好で、色も正確に再現されているように見える。最高のスクリーンではないが、あらゆるPrimeコンテンツを十分に楽しめる。
テストしたスペック | Amazon Fire HD 8 | Dell Venue 8 | Lenovo Tab 2 A8 | サムスンGalaxy Tab A 8.0 |
---|---|---|---|---|
最大輝度 | 534 cd/m2 | 368 cd/m2 | 312 cd/m2 | 339 cd/m2 |
ピクセル密度 | 189ppi | 283ppi | 189ppi | 160ppi |
スクリーン解像度 | 1280×800 | 1920×1200 | 1280×800 | 1024×768 |
アスペクト比 | 16:10 | 16:9 | 16:9 | 4:3 |
Fire HD 8のスクリーン画質に特筆すべき点はないが、輝度の高さは別だ。輝度を最大に設定すれば、市販のほとんどのタブレットより明るい。先に発売されたハイエンドの姉妹機種Amazon「Fire HDX 8.9」をも上回る。そのため、屋外や明るい部屋で見やすいスクリーンになっているが、Fire HD 8のHD IPSスクリーン(「Gorilla Glass」で強化されている)もやはり、環境によっては反射や映り込みが激しい。もっとも、これはほとんどのタブレットに当てはまる問題だ。
通常、タブレットのスピーカーの音質は深く考えられることもなく、忘れ去られてしまう。多くのユーザーはタブレットを使うとき、ヘッドホンを装着するからだ。大半のタブレットスピーカーの音質はかなりひどい。AmazonのFireシリーズタブレットは、最初からこの法則が当てはまらない製品だった。今回もDolbyとの提携によって、Fire HD 8のデュアルスピーカーには「Dolby Atmos」テクノロジが採用されている。Dolby Atmosは、現実世界での音の伝わり方を再現して、没入型のオーディオ体験を作り出そうという技術だ。たった2基の小型スピーカーでは少々難しい注文だが、音質は一貫してくっきりしており、音量を最大にすると非常に大きな音が出る。低音が弱く、本体の持ち方によってはスピーカーがふさがってしまうが、こうした欠点を考慮しても、Fire HD 8のスピーカーはこれまでの小型タブレットの中で最も強力な部類に入る。
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