2016年気になるVODサービス

定評のあるオリジナルドラマを多数配信する巨大VOD「Netflix」

加納恵 (編集部)2015年12月27日 08時00分
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 Netflix、プライム・ビデオの日本上陸やdTV、TSUTAYA TVのリニューアルなど、映像配信サービスは2015年に大きく変動した。しかし、月額料金が1000円前後に集中しているほか、複数のサービスで同じコンテンツを提供しているなど、違いがわかりづらい面もある。

 ここでは、見放題サービスを中心に手掛ける映像配信サービス8つを、特徴と機能一覧表付きで紹介する。4K画質まで配信していたり、複数の同時視聴をサポートしていたりと、映像配信サービスとひと言でいってもサービスの細部は異なる。

 まずは、2015年に最も話題を振りまいた米国生まれのNetflixを紹介する。

Netflixはこんなサービス/3つの視聴プランを用意、4Kコンテンツも充実

 9月に日本でのサービスを開始したNetflixは、現在50カ国以上で6500万人を超えるユーザーを持つ、巨大VODサービスだ。提供するコンテンツは一部ドキュメンタリー作品を含むが、基本的にドラマと映画のみ。なかでもオリジナルドラマの製作に定評があり、2013年に配信を開始した「ハウス・オブ・カード」は、ネット配信で公開されたドラマながら「エミー賞」を受賞している。日本では、お笑い芸人であるピースの又吉直樹さん著作の「火花」をNetflixのオリジナルドラマとして初映像化することでも話題を呼んだ。

 「ベーシックプラン」(月額税別:650円)、「スタンダードプラン」(同:950円)、「プレミアムプラン」(同:1450円)と3つの視聴プランを展開し、それぞれSD、HD、4Kと提供する画質が違うほか、1、2、4ストリームと同時視聴できる数が異なる。

 PC、テレビ、スマートフォンとマルチデバイスで視聴できるが、対応テレビにはリモコンに「Netflix」ボタンが付くほどの徹底ぶり。日本でも東芝、ソニー、パナソニック、シャープ、LGエレクトロニクスジャパンといったメーカーが採用している。

 吹き替え、字幕ともに多言語が豊富に用意されており、再生中の画面から言語を切り替えられるのは大変わかりやすい。

Netflixのここが気になる/日本でのサポート体制は大丈夫?

 2015年には日本支社も開設しており、フリーダイヤルも用意。ウェブサイトには待ち時間の案内も表示されるなど、親切な作りだ。日本でのサービス開始と同時にソフトバンクと業務提携を結び、ソフトバンクの店頭や家電量販店で申し込み受け付けをするほか、携帯電話料金などとの合算請求にも対応する。

Netflix

サービス名 運営会社 URL 見放題月額利用料 レンタル(SVOD)
Netflix Netflix https://www.netflix.
com/jp/
650円(SD)、950円(HD)、1450円(4K) ×
画質 HDR ダウンロード機能 オリジナルコンテンツ 購入(EST)
SD/HD/4K × × ×
対応デバイス
PC スマートフォン タブレット テレビ Apple TV
○(専用アプリ) ○(専用アプリ) ○(対応テレビ)
Chromecast Fire TV NexusPlayer その他 ゲーム機
PS3/PS4/Wii U/XBOX360/XBOX ONE

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