東芝、液晶テレビ「REGZA」に日本開発、生産の小型モデル

 東芝ライフスタイルは12月22日、液晶テレビ「REGZA」シリーズに、19V型の「19S11」(想定税別価格:4万円前後)、24V型の「24S11」(同:5万円前後)を追加した。青森県三沢市にある東芝メディア機器で製造した日本開発、日本生産モデルになる。発売は2016年2月上旬。

 2台目テレビの買い替え時期を控え、小型テレビ需要に対応するため、S11シリーズをラインアップ。一般ユーザーのほか、ホテル向けなど、BtoB需要にも対応する。

 室内の明るさや映像の種類を解析し、画質を自動で調整する「おまかせオートピクチャー」を搭載。地上、BS、110度CSデジタルチューナを1基備え、USB HDDを接続すれば、番組録画にも対応する。

 高画質化技術「レゾリューションプラス4」により、地上デジタル放送やBD映像をきめ細かく再現。DVD映像再生時には「再構成型」の超解像技術を使ってより鮮明に再現する。

 本体には「ゲームダイレクト」機能により、遅延時間を約0.2フレーム(約2.5msec)まで短縮することで、ストレスのないゲームプレイをサポートする。

 東芝では、12月21日に映像、PCに、家庭電器の各事業において構造改革の実施を発表。テレビ事業については、海外全地域での事業を終息するとしたが、国内市場については製造を継続。東芝メディア機器の現有設備を流用して製造することを発表している。


24V型の「24S11」と19V型の「19S11」

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