歴史上、月から地球を眺める機会を得た人はそれほど多くない。「Apollo」宇宙飛行士はその機会に恵まれたが、私たちの多くは今後もその目を見張るような体験をすることはできないだろう。私たちの代わりにそれをやってくれる機械が存在するのは、幸せなことだ。
米航空宇宙局(NASA)の「Lunar Reconnaissance Orbiter」(LRO)は現在、月の周回軌道上にいる。NASAは米国時間12月18日、LROから撮影された鮮やかな地球の出のコンポジット画像を公開した。渦を巻く雲模様の下にアフリカ大陸と南米大陸が見える。
NASAのNoah Petro氏は声明で、「今回の地球の画像は、43年前にアポロ17号のHarrison Schmitt宇宙飛行士が撮影した有名な写真『Blue Marble』を思い起こさせるものであり、アフリカ大陸が際立つ形で映し出されている」と述べた。
この画像は、10月12日に撮影された一連の写真を合成したもの。同月周回衛星は撮影当時、月の裏側のわずか134km上空を飛行していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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