ドローンから空撮した映像は、独特の臨場感が楽しめる。そうした映像を仮想現実(VR)ゴーグルで見ると、まるで飛んでいるような気分が味わえる。
クラウドファンディングサービス「Kickstarter」に登場した専用VRゴーグル付きクアッドコプター「FLYBi」を使うと、そんな臨場感がさらに高まりそうだ。
FLYBiは、ライブ映像ストリーミング対応の可動式カメラを搭載したドローン。一般的アンドローンと同じく腕に装着するリモコンかアプリで飛行を制御するが、カメラの向きは付属の専用VRゴーグルで変えられる。
このゴーグルは頭の動きを検知し、この向きに合わせてドローンのカメラを動かす。ゴーグル内の液晶ディスプレイ(LCD)にはカメラからの映像がリアルタイム配信されるので、操縦者は自分が飛んでいると錯覚するだろう。
さらに、ライブ映像配信はFLYBiのスマートフォン用アプリでも視聴可能。スマートフォンを利用するタイプのVRゴーグルを使ってもらえば、一緒に飛行している気分が楽しめる。
空撮映像に夢中になって操縦がおろそかになると、ドローンが何かにぶつかったり墜落したりして危険だ。しかし、FLYBiには障害物を避ける機能があり、衝突を自動的に回避する。
飛行速度は最大で時速50km。2000mまで離れて操縦可能。サイズは36x40cm、重さは1000g。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間2016年1月25日まで。目標金額の5万ドルに対し、記事執筆時点(日本時間2015年12月16日12時)で約1万7000ドルの資金を集めている。
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