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オンキヨー、アイアン・メイデンとのコラボヘッドホン--サウンドチューンはスティーブ・ハリス

加納恵 (編集部)2015年12月09日 10時52分
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 オンキヨー&パイオニアイノベーションズは12月4日、オンキヨーブランドからIRON MAIDEN(アイアン・メイデン)と共同開発したヘッドホン「ED-PH0N3S(エドフォンズ)」を発表した。音作りをベーシストであるスティーヴ・ハリス氏が担当している。発売は2016年1月下旬。税込価格は3万9800円になる。


左から伊藤政則氏、Iron Maiden HoldingsのDave Shack氏、トリビュートバンド「Death or Glory」のボーカル西野幸一郎氏とドラムの丹下眞也氏

 IRON MAIDENは、1975年に英国で結成されたヘヴィロックバンド。累計9000万枚のアルバムセールスを誇る、世界で最も成功しているバンドの1つだ。

 ED-PH0N3Sは、オンキヨー&イノベーションズの欧州担当者がIRON MAIDEN側に働きかけて実現したもの。「妥協しない性格」(音楽評論家の伊藤政則氏)と言われるハリス氏の意見を取り込み、サウンドチューンを繰り返しながら、約2年をかけて作り上げたという。

 40mmのダイナミックドライバを搭載した、密閉ダイナミック型ヘッドホンで、再生周波数帯域は10~2万7000Hz。ハイレゾ再生には対応していない。高域と低域を強調したダンスミュージック向けのヘッドホンが多い中、ED-PH0N3Sは、中域の再生音を重視。専用設計のドライバにチタンコートを採用することで、中域と高域をクリアに再現できるようにした。サブチャンバを複数持つ構造にすることで、低域の響きも確保。端子には銀メッキを施したほか、太いコードを採用することで、正確にドライブできる。

 ハウジング部には、IRON MAIDENがデビュー当時からキャラクターとして使用する「エディ・ザ・ヘッド」(エディ)をデザイン。重量は245gで、ケーブル長は1.6mになる。直販サイト「ONKYO DIRECT」のほか、ローチケHMV、TOWER RECORDS ONLINE、WARNER MUSIC DIRECTなどのオンラインショップとHMV、タワーレコードの店頭でプリオーダーを受け付ける。

  • 「ED-PH0N3S(エドフォンズ)」

  • IRON MAIDENのキャラクターであるエディをデザイン

  • 会場ではスティーブ・ハリス氏のビデオメッセージが披露された

 ED-PH0N3Sの発表にあわせ、IRON MAIDENのメンバーが音を設定したカスタムEQ搭載の音楽プレーヤーアプリ「Maiden Audio App」(iOSAndroid)も用意。6人のメンバーがチューニングしたEQ設定で音楽を聴くことができるほか、自分だけのカスタムEQも設定可能だ。ダウンロードは無料だが、有料の「HDプレーヤーパック」を購入することでFLAC、DSD、192kHz/24bit WAVなどのハイレゾ音源の再生にも対応する。

 発表会に登場した、伊藤政則氏は「ロック向きのヘッドホンは実は少ない。ED-PH0N3Sは中域の再生を重視し、開放感と空気感が感じられるロック向きの音に仕上がっている。ハリス氏は音楽に対して一切妥協しないので、彼が求める音の要求に応えるのは大変だった思う」と完成品に対する感想を述べた。

 会場内では、一夜限りのIRON MAIDENのトリビュートバンド「Death or Glory」が演奏を披露。バンドのドラムを務めた丹下眞也氏は「シンバルのサイズまで感じられる、音に仕上がっている」とED-PH0N3Sを評した。


一夜限りのIRON MAIDENのトリビュートバンド「Death or Glory」
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