ぬいぐるみはおもちゃのなかでも特別な存在で、子どもの宝物だ。長く一緒に過ごして遊び、散歩し、眠る、片時も離れない友達でもある。どこかに置き忘れたりしたら、その傷はなかなか癒されないだろう。
そこで、ぬいぐるみに取り付けて置き忘れを防いだり、子どもを寝付かせたりできるスマートデバイス「Oliba」を紹介する。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中だ。
Olibaは、フクロウの顔をモチーフにしたデバイス。LEDで優しく光ったり、フクロウのように鳴いたりする。スマートフォンとBluetooth連携し、アプリでさまざまな機能を提供してくれる。
まず、家のどこに置いたかわからなくなったときは、アプリから鳴かせると見つけやすい。その際Olibaは光るので、ソファーの下など暗いところに落としていても目立つ。
さらに、外出時も大切なぬいぐるみを守る。例えば、公園のベンチにぬいぐるみを置き忘れて家へ帰ろうとしても、100フィート(約30m)離れるとアプリが警告してくれるので取りに戻れる。置いた場所を覚えていなくても、アプリはOlibaと最後に通信できた地点と時刻を記録しているので、地図を頼りに見つけられる。
Olibaは、“読み聞かせ”機能も搭載している。アプリで子どもの年齢に合わせてライブラリからお話を選ぶと、Olibaがストーリーを読み上げてくれる。
夜寝るときも、Olibaと大好きなぬいぐるみと一緒なら子どもは安心して眠れる。優しく光り、子守歌のような音楽を流すので、子どもが一人でも寝られるだろう。録音したお父さんやお母さんの声を聞かせる機能も備えている。
Indiegogoでの目標金額は3万ドル。記事執筆時点(日本時間11月12日14時)で約1万2000ドルの資金を集めている。
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