最新の自動車や二輪車が集う展示会「第44回東京モーターショー」が10月29日から11月8日まで東京ビッグサイトで開催される。一般公開日は10月30日だが、プレス関係者および障がい者手帳を所有する人を対象にした10月29日に、14時半〜20時まで見られる「プレビューデー」(3500円)チケットを販売するほか、月曜日から土曜日の午後4時以降に入場できる「アフター4入場券」も販売される。チケット情報はウェブサイトから確認できる。
東京モーターショーは隔年(奇数年)に開催されている。2013年に開催した前回の「東京モーターショー2013」では、プラグインハイブリッドや電気自動車などといったエネルギーマネジメントの最新技術や、スマートフォン、PC、ネットワークなどとの連携も見所の一つだった。2015年の今、スマートフォンとの連携はさまざまな形で実用化されており、新たに注目を集めているのは地球上に最も多く存在する元素である水素を利用したエネルギーや交通事故を回避するための自動運転およびアシスト機能だ。
東京モーターショーのテーマ事業として西館で開催されている「SMART MOBILITY CITY 2015」(SMC2015)では、近未来の「明日の街」をコンセプトにした展示が見られるほか、自動運転をテーマにした国際シンポジウム、自動運転・高度運転支援システムの体験ができる。
今回の東京モーターショーのテーマは「きっと、あなたのココロが走り出す」だ。「TECHNOLOGY×FANTASY」をコンセプトに、最新テクノロジとの出会いによる、心躍るような体験を届ける場にしたいという。
世界11カ国から合計160社が参加し、国内全ての乗用車・商用車・二輪車メーカー14社15ブランド、海外メーカー16社26ブランド(乗用車・商用車・二輪車)が出展する。FCA(フィアット クライスラー オートモービルズ)グループの4ブランド(アルファ ロメオ/フィアット/ジープ/アバルト(初出展))が8年振りに復帰するほか、フランスのDSが初出展し、メルセデス・マイバッハが復帰するなど、多くの海外ブランドが東京ビッグサイト集結する。
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