スマートフォンの画面が大きくなる一方、ボディの大きさを抑えるためと、デザインをスッキリさせるために、前面がすべてタッチパネルのモデルばかりになった。その結果、何か操作をする度に、ホーム画面を開き、画面をタップ、スワイプしてメニューをたどる手間がかかってしまう。
そこで、スマートフォンの“空きスペース”である背面に追加できる物理ボタン「Air Button」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中だ。
Air Buttonは、Androidスマートフォンにハードボタンを設けられるデバイス。1つまたは2つのボタンにさまざまな機能を割り当て、ワンタッチでアクセスできるようにする。
例えば、サイレントモードへの切り替え、無線LAN(Wi-Fi)のオンオフ、電話発信、アプリ起動などを、ボタンを押すだけで操作できる。
スマートフォンとの通信はNFCを介すので、背面に貼れば取り付け完了。動作に必要な電力はスマートフォンから得るため、バッテリも必要ない。吸着シートは10回の貼り替えが可能。
ボタンに割り当てる機能は、スマートフォンのアプリで設定する。30種類以上の動作が用意されていて、使う機能を選ぶだけで簡単に設定できる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間11月26日まで。目標金額の1万5000ドルに対し、記事執筆時点(日本時間10月28日11時)で約2500ドルの資金を集めている。
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