ヤマハは10月15日、サラウンド再生をワンボディで実現する「YSP(デジタル・サウンド・プロジェクター)」シリーズの新製品として、Dolby AtmosおよびDTS:Xに対応した「YSP-5600」を発表した。発売は11月下旬。想定税別価格は17万5000円前後となる。
YSP-5600は、YSPシリーズの最上級モデルという位置づけ。3列、32個の水平ビーム専用アレイスピーカに加え、左右各6個ずつの垂直ビーム専用アレイスピーカを装備した44+21スピーカ構成を採用し、最大7.1.2ch相当のリアル3Dサラウンド再生を実現した。
垂直ビーム専用アレイスピーカを活用することで、音場に「高さ」方向のデータを加えて立体的なサラウンド空間を再現する、ヤマハの音場創生技術「シネマDSP<3Dモード>」に、YSPシリーズとして初めて対応。映画や音楽、ゲームなどに最適化した10種類の音場プログラムを搭載している。
一体型サウンドバータイプのホームシアターシステムとしては世界初という、Dolby Atmosに対応し、DTS:Xにもファームウェアアップデートにより対応予定。HDMI端子は、HDCP2.2および4K/60p映像信号対応を含む、4入力1出力を搭載した。
Wi-Fi機能を内蔵し、専用アプリ「MusicCast CONTROLLER」でのリモート操作が可能。ネットワーク環境のない部屋でも、スマートフォンやタブレットと接続してMusicCast CONTROLLERでの操作を行える、「Wireless Direct」も内蔵した。AACフォーマット対応のBluetooth機能も備え、対応するヘッドホンやスピーカなどでの聴取も可能だ。
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