マルチタッチ対応タッチパッドと感圧式ペンタブレットを融合させたような、新しいタイプの入力デバイス「Sensel Morph」がクラウドファンディングサービスKickstarterに登場した。
Sensel Morphは、PC用ミニキーボードほどの広さを持つ平面の下に、小さなセンサが1.25mm間隔のマトリクス状に敷き詰められている。各センサは押された力に反応するので、平面のどの部分にどれだけの圧力がかかっているか検知できる。これにより、指や手のひらの動きをPCなどのデバイスに伝えられる。
センサは感度が高くダイナミックレンジが広いので、指で押す力よりはるかに弱い筆でなでる操作も検知する。Sensel Morphの開発チームは、直接Sensel Morphを指で操作する以外に、QWERTYキーボードやピアノ鍵盤などをデザインした薄くて柔らかいシートを上に敷いて使うことも想定している。
上に紙を置いて鉛筆で絵を描くこともできる。2台組み合わせて入力エリアを広げるような使い方も考えられる。
PCにUSBで接続するほか、Bluetoothでスマートフォンやタブレットに接続して使うことも可能。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間10月10日まで。記事執筆時点(日本時間8月28日11時)でキャンペーン期間は40日以上残っているが、すでに目標金額6万ドルの4倍近い約23万ドルの資金を集めている。
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