ソニーは6月3日、横幅を30cm以下に抑えたコンパクトサイズのBDプレーヤー2機種「BDP-S6500/S1500」(想定税別価格:2万円前後/1万2000円前後)を発表した。1秒以下の高速起動を実現する。両機種ともに発売は6月20日。
上位機となるBDP-S6500は、現行機「BDP-S6200」に比べ、横幅を10.5cm小型化した25.5cmを実現。YouTubeなどネット動画まで含めたコンテンツで、フルハイビジョンの4倍相当の解像度で出力できる「4Kアップコンバート」機能を備える。BDレコーダー同様の映像用階調補完技術「SBMV(Super Bit Mapping for Video)」を備え、なめらかなグラデーション表現を実現する。
ハイレゾ音源再生は、従来のWAV(96kHz/24bit)、FLAC(192kHz/24bit)に加え、DSD(5.6MHz/1bit)にも対応。圧縮音源も復調できる「DME(デジタルミュージックエンハンサー)」も内蔵する。
複数のアンテナを同時に使用してデータを送受信する無線通信技術MIMOに対応し、受信感度を向上させたほか、ステップ数を少なくした「かんたんネットワーク設定」により、ネットワークコンテンツへの対応も充実。2015年秋にサービスを開始する映像配信サービス「Netflix」にも対応する。サイズは高さ39mm×幅255mm×奥行き192mm。
BDP-S1500は、LAN端子を備え、有線接続によるネットワーク環境を構築できるエントリーモデル。高速起動、DVDアップスケーリングなど、上位機と同様の機能を継承する。
サイズは高さ39mm×幅230mm×奥行き194mmで、現行機「BDP-S1200」よりも幅が3.5cm小さいコンパクトサイズを実現した。
両機種ともにユーザーインターフェースは従来の「XMB(XrossMediaBar)」から、見たいコンテンツに素早くアクセスできる新ユーザーインターフェースに変更。「マイアプリ」としてよく使用するコンテンツを登録できるカスタマイズ機能も搭載する。
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