Microsoftは「Android」搭載スマートフォン向けに、予告していたタッチ操作優先のスタンドアロン型「Word」「Excel」「PowerPoint」アプリのパブリックプレビュー版を提供開始した。
米国時間5月19日から入手可能になったこれらのアプリは、現在のAndroid版「Office Mobile」に置き換わるものだ。
Androidフォン向けの新しいOfficeアプリプレビュー版は、Microsoftが5月14日にテスター向けにリリースした、「Windows Phone」向けにタッチ操作を優先したOfficeアプリに似ている(実際、このAndroid版とWindows Phone版は、基盤となる多くのコードが共通すると、Microsoftの関係者は述べていた)。
Microsoftは2014年11月、Androidタブレット向けWord、Excel、PowerPointのパブリックプレビュー版をリリースし、2015年1月にはこれらのアプリを正式リリースした。また5月5日にはこれらのアプリのアップデート版をリリースした。このアップデート版はIntelのチップセットにネイティブ対応し、「Android Lollipop」をサポートしている。
今回の新しいAndroidフォン向けOfficeアプリのプレビュー版には、「Android KitKat 4.4」以降と、1Gバイト以上のRAMを搭載したデバイスが必要だ。
Androidフォンのユーザーが今回のOfficeアプリプレビュー版をテストするには、いくつかの関門を通過する必要がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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