バンダイナムコエンターテインメントは4月24日、「カタログIPオープン化プロジェクト」の詳細を発表。同日より法人向けの企画受付を開始した。
このプロジェクトは「パックマン」や「ギャラクシアン」などのカタログIP17タイトルを日本国内のクリエイターへ開放し、デジタルコンテンツの領域で活用してもらうというもの。通常の版権許諾とは異なりキャラクター監修は行なわず、簡易的な企画審査のみでコンテンツ提供をし、対象タイトルに登場するキャラクター、音楽、ストーリー、設定などの二次創作が可能となっている。
作品の公開は日本国内での配信に限定。日本国内の法人並びに日本国内に在住のクリエイターを対象。企画申請の受付を2016年3月末までの1年間限定で、作品公開は2020年3月末までを予定しているという。
法人向けにはApp StoreとGoogle Playでのスマートフォンアプリ、ブラウザゲームや新規ネットワークデバイス分野への事業展開アイデアなどの申請を募集。公式ホームページにてクリエイター登録ならびに企画審査を開始し、通過企画は5月下旬より順次公開することが可能。有料コンテンツの場合は、所定の収益分配を行い、無料コンテンツの場合は、原則として指定の広告配信ツールを導入をし、広告収益を分配するという。
個人向けには動画サービス「niconico」の「クリエイター奨励プログラム」でのゲーム実況などの動画投稿で実施。クリエイター奨励プログラムについては5月下旬から対応を開始する予定。なお、個人向けのスマートフォンアプリ、ブラウザゲームや新規ネットワークデバイス分野への事業展開アイデアなどの申請については、別途準備中の公認クリエイター制度の準備が整い次第開始する予定としている。
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