gumiは3月27日、gumiならびにgumi Westの全社員を対象とした希望退職者の募集を、同日開催の取締役会で決議したと発表した。
希望退職者募集の理由について、同社ではサービスの主軸を2012年からブラウザゲームからネイティブアプリに転換するなかで、平成27年4月期第3四半期累計でブラウザゲーム売上が、同社の連結売上高全体に占める割合は9.3%にまで低下。従来ブラウザゲームに従事してきた人員についても、ネイティブアプリに適応する開発のスキルセットに転換するため研修などを行ってきたが「一部でスキルセットの転換や配置換えが遅れているケースもあったため、これを機に他社への転進等を求める社員に対する選択肢」として募集を行うとしている。
募集人員は100名程度。期間は3月30日から4月17日で、退職日が4月30日としている。また、この施策の実施に伴って発生する費用等については、応募者数が確定し次第開示し、た特別退職金等は、平成27年4月期連結業績において、特別損失として計上する予定としている。
同社は2014年12月に東証1部に上場したが、スマートフォンゲーム「ブレイブフロンティア」が海外で伸び悩みなど、わずか3カ月で業績を下方修正。2015年4月期の業績予想についても、13億円の黒字から4億円の営業赤字へと修正していた。
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