米連邦捜査局(FBI)は、ロシアのハッキング容疑者の逮捕や有罪判決につながる情報に300万ドルの懸賞金をかけている。これは、米当局がサイバー犯罪事件で提示する懸賞金としては、過去最高額だ。
Evgeniy Mikhailovich Bogachev容疑者(31歳)は、「GameOver Zeus」ボットネットを運営した罪に問われている。2011年以降、さまざまなサイバー犯罪者がこのボットネットを使用し、企業や消費者から1億ドル以上を盗んだ。2014年に公開された14件の起訴内容によると、Bogachev容疑者は共同謀議とコンピュータハッキング、電信詐欺、銀行詐欺、資金洗浄の罪に問われている。
米国務省は声明の中で、「この懸賞金の提示は、組織犯罪に関与する人々を裁判にかけるという米政府の約束を再確認するものだ。彼らの潜伏場所がオンラインであろうと、外国であろうと関係ない」と述べた。
Bogachev容疑者は今もロシアで暮らしているとFBIは考えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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