総合情報サイト「All About」を運営するオールアバウトは2月16日、位置情報ゲームを提供するファイブスターズゲームの株式を55%取得し、子会社化することを発表した。
ファイブスターズゲームは、戦国城下町シミュレーション「しろくろジョーカー」や、リアルタイム軍団バトル「戦獄スレイヤー」などのタイトルを開発・運用するゲーム企業。位置情報を活用した企画力やネイティブアプリの開発力が強みだ。同社が手がけたゲームは2014年7月から約3カ月で50万アカウントを超えているという。
オールアバウトでは、主力であるインターネット広告に加えて、クライアント企業への新たなソリューションを確立することを目的に、O2O(Online to Offline)と親和性の高い位置情報ゲームの開発基盤を持つファイブスターズゲームを子会社化。これにより、O2Oを新たなマーケティング支援領域として強化するとしている。
今後は、ファイブスターズゲームのノウハウを活用して、スマートフォン向けに独自の位置情報ゲームアプリを開発。ゲーミフィケーションの要素を含んだ、店舗や施設などとのリアル連動のプロモーション施策を、外食産業や流通・メーカーを中心に提案していく。将来的には、これら位置情報ゲームアプリを複数展開させることで、アプリのアドネットワーク化による広告プラットフォームの確立も目指すという。
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