「Moment Case」は、スマートフォン用レンズ「Moment Lens」が取り付けられる「iPhone 6」用ケースだ。
Moment Lensは、Moment Caseの開発元であるMomentが2014年にKickstarterで資金集めを成功させたレンズで、ワイドと望遠の2種類がある。これまでMoment Lensの取り付けには、バヨネット式マウントを搭載したステンレス製のプレートをスマートフォンに貼り付ける必要があった。Moment Caseを使えば、そのようなプレートは不要だ。
Moment Caseは、シャッターボタンを備えており、半押しと全押しが可能となっている。半押しすることで被写体に対するピント合わせと露出値の設定ができる。一方、全押しを続けることでバーストモードでの撮影が可能だ。
シャッターボタンを備えていることから、同ボタンを押してピントを合わせつつ、指をタッチスクリーン上でスライドさせて明るさを調整するということもできる。さらに、「Moment App」では、このような操作をカスタマイズできるので、ユーザー固有のコンフィグレーションを設定可能だ。Moment Appは、利用しているMoment Lensの種類に応じて、特定の機能を表示するようになっている。
シャッターボタンは、機械式ではなく、電子式となっているのが特徴だ。同ボタンは、コイン型電池を使い、iPhoneとはBluetoothで接続されている。
Moment CaseはKickstarterで資金集めをしており、2月27日までに10万ドルを集めることを目標としている。本稿執筆時点で、36万ドル以上を集めている。
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