Reutersによると、Facebookの最高経営責任者(CEO)を務めるMark Zuckerberg氏は、2014年12月に中国のスマートフォンメーカーXiaomiが10億ドルの資金調達ラウンドを実施する前に、同社への出資を検討していたという。
この出資については、12月に北京での非公式の夕食会でZuckerberg氏がXiaomiのCEOを務めるLei Jun氏と協議し、両社にとって国際的な恩恵をもたらすとみられていたが、実現することはなかった、とReutersは匿名の情報筋の話として報じた。
出資に関する協議は、Lei氏がXiaomiへの政治的影響に懸念を深めた結果、打ち切られたと伝えられている。
Xiaomiはコメントを避けた。Facebookにコメントを求めたが、これまで回答は得られていない。
話し合われた出資は、それほど大規模なものではなかったと報じられているが、米国の技術企業が中国に示す関心の高まりを浮き彫りにしている。Facebookは中国ではブロックされているが、Zuckerberg氏は世界で最も人口の多い同国へ進出する野望を捨てていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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