LEGOがホリデーシーズンを祝い、オーストラリアのシドニーで巨大なクリスマスツリーを制作した。ツリーの横には、サーフボードを抱えた等身大のサンタとそりが設置されている。
シドニー中心部のピットストリートモールにお目見えしたこのクリスマスツリーは、高さが約10メートルもある。平均的な2階建て家屋より高く、幅は乗用車よりも広いとLEGOは述べている。重さ3.5トンのツリーは、LEGOとDuploを組み合わせた50万個余りのブロックで作られている。これまでに作られたLEGOツリーの中で最高の高さをほこるわけではない(英国のBright Bricksが作った高さ12.2メートルのツリーが最高)が、南半球では最も高い。
ツリーの制作を指揮したLEGO認定プロビルダーのRyan McNaughtさんは、「オーストラリアのファンに向けて、この感動的なLEGOクリスマスツリーを届ける作業に関わることができ、とても光栄だ。このツリーは、私が作ったものの中で、一番大きな作品だ。あらゆる年齢層のLEGO愛好家たちが、それぞれのクリスマスの思い出を作りたくなるようなものとなればうれしい」と述べた。
このクリスマスツリーは、5人のチームが制作し、作業時間は1200時間に及んだ。完成した作品には、バスケットボール大のオーナメントやクリスマスコアラ、山積みのプレゼントのほか、LEGO ClubメンバーのLuke Francis君(10歳)がデザインしたトナカイも飾られている。Francis君は、今回の展示のために行われたコンテストに応募し、優勝している。
「ステージに上がってみたら、ぼくの描いたトナカイが実際にプレゼントの上にいて、全部LEGOブロックで作られたのを見てとてもわくわくした。LEGOのスイッチでライトを点けるのも、すごくクールだったし、普段はできないことだ」(Francis君)
このツリーは12月26日までピットストリートモールに展示される予定。ライトアップのショーは、毎日午後8時~8時15分、8時30分~8時40分、8時45分~9時に行われる。シドニーまで見に行けない人は、制作の様子とお披露目の様子がタイムラプス映像と動画で確認できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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