JVCケンウッドは11月7日、JVCブランドからウッドシリーズの最上位ヘッドホン「HA-FX1100」(FX1100)を発表した。ハイレゾ音源再生に対応する。発売は12月上旬。想定税別価格は5万3000円前後になる。
JVCブランドでは、木材をユニットやハウジングに採用したウッドシリーズのヘッドホンを展開しており、FX1100は密閉ダイナミック型ヘッドホンの最上位モデル。黒木目仕上げのハウジング部を採用したほか、ケーブルには高純度無酸素銅 6N OFC編組タイプを用いている。
「ウッドドームユニット」は、「ウッドドーム振動板」の前面に、リング上に加工した「ウッドディフューザー」を配置することで、広がりのある音を再現。振動板の背面に「ウッドプレート」を搭載することで、ユニット内の響きの質と臨場感を向上しているという。
ハウジング後部には「ウッドリングアブソーバー」を備え、不要な振動を吸収。ブラス(真鍮)リングと「ウッドダンパー」でユニットを抑えることで、振動ロスも広帯域で低減しているという。
ハウジングとケーブルはMMCX端子を使用した着脱式コードを採用し、脱着が可能。イヤピースには、独自の「スパイラルドットイヤーピース」用い、クリアなサウンドを再現できるとしている。サイズはS、MS、M、ML、Lの5サイズを装備。低反発イヤピースS、Mも付属する。
あわせて、交換用のスパイラルドットイヤーピースも発売する。MSサイズの「EP-FX9MS-B」とMLサイズの「EP-FX9ML-B」の2サイズで、いずれも6個入りで想定税別価格は1400円前後。すでにS、M、Lサイズの「EP-FX9S-B/FX9M-B/FX9L-B」が4月に発売されており、今後は5サイズで展開していく。
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