サンフランシスコ発--Boxは、企業向けのクラウド上でのコンテンツの保存と共有のあり方を模索してきたが、今後はビジネスプロセスそのものを変えていこうとしているようだ。
Boxの年次サミットで、同社のCEOであるAaron Levie氏は「消費者向けのデザイン」のエンタープライズソフトウェアを提供するという同社の目標を再び強調した。
同氏が発表した「Box Workflow」は、「クラウドを使ったビジネスを劇的に変える」ソフトウェアだという。Box Workflowはインテリジェントでルールベースのアプローチを取るオープンプラットフォーム上に構築されている。この製品は、同社が2013年11月に行ったdLoopの買収から生まれたもので、Boxプラットフォーム上でビジネスプロセスを運用できるようにするものだ。これには、請求処理、デジタル資産管理、契約の管理と承認など、さまざまな手続きが含まれる。Box Workflowは2015年にリリースされる予定だ。
また、業界にかかわらず企業内のイノベーションを加速するための「Box for Industries」も発表された。これは、ツールの使い勝手が共通でも、業界によってツールの使われ方が異なるのに対応し、Box上に各業界に合わせたアプリを提供していくものだという。展開を予定している業界の幅は広いが、当初は小売り、ヘルスケア、メディア、エンターテインメントの各業界を対象とする。
また、先日行った発表への続報として、「Microsoft Office 365」との連携についても発表された。「Box for Office 365」のベータ版がすでにリリースされている。
同社の発表によれば、現在では24万社、2700万人、Fortune 500企業の99%がBoxプラットフォームを利用しており、開発者の数も4万7000人まで増えたという。同社の年次サミットへの参加者も急増しており、今回は5000人以上が参加している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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