Mark Zuckerberg氏、Dick Costolo氏、Satya Nadella氏、John Legere氏といった大手ハイテク企業の最高経営責任者(CEO)らを含む多数の人々が、ALS Ice Bucket Challengeに参加した。ALS Ice Bucket Challengeは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)協会への寄付を募り、認知度を高めるためのバイラルキャンペーン。
このキャンペーンは、7月末にマサチューセッツ州在住のALS患者Pete Fratesさんの呼びかけで始まり、各地に広まった。参加者は、寄付をするか氷水を頭からかぶるかを選び(またはその両方を選択することも可能)、次の挑戦者を指名する。ALS Associationは米国時間8月13日、これまでに前年同時期の120万ドルを大きく上回る570万ドルの寄付金が集まったと述べた。
MicrosoftのCEOであるNadella氏は、同社が世界中で全社規模で実施したハッカーソンの終了と共にずぶ濡れになった。ハッカーソンの優勝グループ(同グループはALS患者や障害者のための新技術に取り組んだ)が、Nadella氏に氷水をかける役目を果たした。これに加えてNadella氏とMicrosoftの両方が、ALS闘病を支援するために寄付したことを同社は明らかにした。
AT&T MobilityのCEOであるRalph de la Vega氏は、自身がずぶ濡れになる前に、同社従業員らにも参加を促した。
AT&T Mobilityは「AT&TはRalph(de la Vega氏)の下に一致団結することを誇りに思う」「またRalphはAT&Tを代表し、謹んでALS Associationに寄付した」と述べている。
T-MobileのCEOであるLegere氏は、ALS Associationに10万ドルを寄付することを約束するとともに、さらに多くのCEOに参加を促して総額100万ドルの寄付を集めるつもりだと述べている。またFacebookも、Zuckerberg氏が寄付したことを発表した。
ルー・ゲーリッグ病としても知られるALSは神経変性疾患で、患者は徐々に筋肉を動かしにくくなり、会話、食事、歩行が困難になる。ALS Associationは、研究、医療サービス、公共政策といった同協会の現行の目標を達成するために寄付金を使用する予定だと述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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