Squareは7月30日、モバイル決済サービス「Square」において、インターネット接続がない状況でも、クレジットカード決済を含む「Squareレジ」が使える新機能「オフラインモード」の提供を開始した。同社によれば日本では業界初となるという。
Squareは、切手サイズの端末「Squareリーダー」をスマートフォンやタブレットのイヤホンジャックに差し込み、専用アプリであるSquareレジをインストールすることで、モバイル端末をクレジットカードリーダとして使えるサービス。
これまでは、オンラインでなければSquareレジで決済を受け付けられなかったが、オフラインモードによって、建物の地下や山間部などインターネットに繋がりにくい場所でもサービスを利用できるようになる。72時間以内にネットに接続することで決済処理が実行されるという。
Squareは5月に日本上陸から1周年を迎えた。ユーザーは首都圏が最も多いが、京都やスキー場など訪日外国人が多い観光地や、フリーマーケットなどでも引き合いがあるという。ただし、決済件数はクレジットカードよりも現金が3倍近く多いことを明かしており、今後はカード決済の比率を高めていきたいとしている。
7月22日には、Squareデータからクリックするだけで、請求書を作成して送れる機能「Squareインボイス」も実装している。作成されたインボイス(請求書)は直接顧客のメールボックスへ送られ、顧客はクリックするだけでクレジットカード支払いが完了するという。
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