LG電子は現地時間7月24日、第2四半期(6月30日締め)の決算を発表した。テレビ部門やモバイル通信部門の好調で、営業利益が26.5%増加したという。
発表によると、LG電子の第2四半期は営業利益が6060億ウォン(5億8850万ドル)で、アナリスト予想の5348億ウォンを上回った。売上高は15兆4000億ウォンだった
LG電子はこの結果について、1450万台という記録的なスマートフォン出荷(前年同期比20%増)のおかけだとしている。同社モバイル部門の第2四半期の売上高は3兆6200億ウォン(前年同期比16%増)で、2010年第1四半期以来の最高額だった。
モバイル部門の営業利益は8340万ドルで、3四半期続いていた赤字から抜け出した。LGによると、黒字回復できたのは「LG G3」の韓国市場における発売直後の人気によるところが大きいという。また同社は、2014年に販売されたLG製スマートフォンは、LTE対応機が3分の1を占めていると述べている。
サムスンに次ぐ世界第2位のテレビメーカーであるLGは、主要市場における需要が、テレビの新規需要を刺激しているとみている。ホームエンターテインメント部門の営業利益は1545億ウォンで、前年同期から64.9%増加した。
家電部門は、売上高が3兆300億ウォン、営業利益が978億ウォンで、売上高は前年同期から5%減少した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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