LinkedInは米国時間7月22日、ビジネスマーケティング企業のBizoを買収することで合意したと発表した。自社の広告サービスを強化する狙いだ。
LinkedInは声明で、同社がBizoに対し、約1億7500万ドルを支払う予定だと述べた。Bizoは企業顧客に的を絞ったディスプレイおよびソーシャル広告向け技術開発を手がける。LinkedInは、Bizoには「独自の」データ管理とターゲティング技術があるとしている。
LinkedInは、既存の広告部門の強化にBizoの技術が一役買うと述べた。「マーケティングソリューションズ」グループに所属する同部門は、2014年第2四半期の売上高が1億180万ドルだった。LinkedInによると、今回の買収は90%が現金で支払われ、第3四半期中に完了する予定だという。
ソーシャルメディア企業各社は広告を重視した取り組みを拡大しており、今回の買収はそうした企業の中でも最新の動きだ。6月にはTwitterが、モバイル広告技術のTapCommerceの買収に合意したことを発表しており、ツイート内で企業が商品を販売できるようにする機能の拡充を進めている。またFacebookも、モバイルアプリ開発者向けに広告オプションを拡充した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果