アマゾン、文書保存と共有の新サービス「Amazon Zocalo」を発表--グーグルやMSに対抗

Donna Tam (CNET News) 翻訳校正: 編集部2014年07月11日 08時52分

 Amazon Web Servicesが米国時間7月10日、クラウドでの文書保存と共有の新サービス「Amazon Zocalo」を発表した。

 Zocaloにより、ユーザーはデスクトップ端末と携帯端末の間でファイルを共有し、コンテンツをハイライト表示したり、メモを追加したりしてコラボレーションすることができる。Amazonが2014年3月にリリースした仮想デスクトップ「Amazon Workspaces」とも連携する。現在はZocaloの限定プレビュー版しか公開していないが、同社広報担当者によると、サービスは今後グローバル展開されるという。

 「既存の古いエンタープライズドキュメントおよびコラボレーション管理ツールについては、コストや複雑さ、パフォーマンスにうんざりしていると顧客から聞いている」と、Zocaloのゼネラルマネージャーを務めるNoah Eisner氏はプレスリリースで述べた。

 企業の技術管理者らの不満解消に向け、Amazonは、セキュリティ機能と既存のActive Directoryと連携可能なユーザー管理機能を強調している。1ユーザーあたり月間5ドルで200Gバイトのストレージが利用可能。Workspacesユーザーは、ストレージ容量50Gバイトまで無料で利用でき、2ドルで200Gバイトのストレージにアップグレードできる。

提供:Amazon Web Services
提供:Amazon Web Services

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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