Amazon Web Servicesが米国時間7月10日、クラウドでの文書保存と共有の新サービス「Amazon Zocalo」を発表した。
Zocaloにより、ユーザーはデスクトップ端末と携帯端末の間でファイルを共有し、コンテンツをハイライト表示したり、メモを追加したりしてコラボレーションすることができる。Amazonが2014年3月にリリースした仮想デスクトップ「Amazon Workspaces」とも連携する。現在はZocaloの限定プレビュー版しか公開していないが、同社広報担当者によると、サービスは今後グローバル展開されるという。
「既存の古いエンタープライズドキュメントおよびコラボレーション管理ツールについては、コストや複雑さ、パフォーマンスにうんざりしていると顧客から聞いている」と、Zocaloのゼネラルマネージャーを務めるNoah Eisner氏はプレスリリースで述べた。
企業の技術管理者らの不満解消に向け、Amazonは、セキュリティ機能と既存のActive Directoryと連携可能なユーザー管理機能を強調している。1ユーザーあたり月間5ドルで200Gバイトのストレージが利用可能。Workspacesユーザーは、ストレージ容量50Gバイトまで無料で利用でき、2ドルで200Gバイトのストレージにアップグレードできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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