Googleは米国時間6月5日、3Dアプリケーション、コンピュータビジョン、高度なセンサツールの実現を目的とする「Project Tango Tablet Development Kit」を発表した。
Googleは開発者を対象とした同タブレット端末を、(おそらくは「Google I/O」で)6月下旬に1024ドルで発売する予定だ。
Project Tangoは、開発者が「タッチスクリーンアプリ以上のもの」を作り、コンピュータビジョンによって新しいモバイルエクスペリエンスを開拓するように促すことを目標に掲げている。タブレットはNVIDIAの「Tegra K1」を搭載し、グラフィックス処理を喧伝している。
Googleは、スマートフォン端末でProject Tangoを開始したが、さらに上流へと作業を進めている。7インチの同タブレットは、NVIDIAのプロセッサに加えて、4GバイトのRAM、128Gバイトのストレージ、モーショントラッキングカメラ、深度センサ、接続性を装備する。同キットとともに、Googleによるソフトウェアアップデート、API(アプリケーションプログラミングインターフェース)、アルゴリズムが提供される。
「Google Glass」と同様に、Project Tangoタブレットの開発者向けキットは「消費者向けの製品ではなく、数量限定で提供される予定だ」とGoogleは述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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