フィリップス エレクトロニクス ジャパンは6月4日、スマートフォンと連携して照明の色や明るさを変更できるスマートLED照明「Philips hue(フィリップスヒュー)」に、テープ状の「Philips Friends of hue LightStrips」(ライトリボン)と、置き型のLEDランプ「Philips Friends of hue LivingColors Bloom」(ブルーム)の2モデルを追加したと発表した。発売は6月5日。Apple StoreとApple Online Storeで取り扱う。
Philips hueは、2013年9月に日本で発売されたLED照明システム。「ブリッジ」を介することで無料の専用アプリをインストールしたスマートフォンやタブレットから操作できることが特徴で、1600万色以上の色調設定やタイマー設定、遠隔操作などが可能だ。
フィリップスエレクトロニクスジャパン ライティング事業部マーケティング部マーケティング部長の久保徳次氏は「hueは、インターネットにつなぐことによって今までできなかったことが照明でできる『コネクティッドライティング』と位置づけている。コントロールするアプリはAPIを公開しているため、世界中のデベロッパーがサービスを提供できる。これにより1つのメーカーが提供できる以上のサービスが成し遂げられている」とhueの特徴について話した。
ライトリボンは、長さ2mのテープ状の照明器具。裏面はテープになっており、あらゆる場所に接着できるほか、10cm単位で切って使用できる。2mに約60個のLEDが搭載されており、消費電力は最大12W。Apple Storeの税別価格は1万800円。
ブルームは、間接照明として使用する置き型のLEDランプだ。壁や棚などに向けて光を当て使用することで、バリエーション豊かな光を楽しめる。消費電力は最大8Wで、Apple Storeの税別価格は9800円になる。
ライトリボン、ブルームを使用するにはブリッジの接続が必要。ブリッジは「Philips hue LEDランプ スターターセット」(アップルストア税別価格は2万4800円)に同梱されており、今回の2モデルには付属していない。スターターセットの購入者のみが使用できる。
販売はApple StoreとApple Online Storeからスタートするが、いずれそのほかの直販サイトや店頭販売などにも広げていく予定。時期については明らかにしなかった。
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