アユートは5月30日、Astell&Kernブランドのハイレゾプレーヤー「Astell&Kern AK120II 128GB ストーンシルバー」(AK120II )を発表した。最大384kHz/32bitのハイレゾPCMとDSD128(5.6MHz/1bit)再生に対応する。発売は6月13日。直販サイト価格は20万8000円になる。
AK120IIは、AK120の第2世代モデル。5月中旬に独ミュンヘンで開催された「HIGH END 2014」に出展されていたが、日本での発売時期や価格は明らかにされていなかった。
同社のフラッグシップモデル「AK240」同様のシーラス・ロジック製ハイエンドDAC-IC「CS4398」を2つ搭載したデュアルDAC構成で、バランス出力にも対応。128Gバイトの内蔵メモリのほか、最大128GバイトまでサポートしたmicroDSXCカードスロットも備え、最大256Gバイトの大容量を実現する。
対応ファイル形式はWAV、FLAC、WMA、MP3、OGG、APE、AAC、ALAC、AIFF、DFF、DSF、PCM最大384kHz/32bit、DSD最大5.6MHz/16bit。ギャップレス再生に対応するほか、USB-DACとしての使用可能だ。
本体には3.31型の有機ELディスプレイを備え、タッチ操作に対応。Wi-Fi機能を搭載することで、PC内の音楽ファイルをダウンロードできるほか、将来的には特定の音楽配信サイトからハイレゾ音源の楽曲購入、ダウンロードにも対応予定としている。
サイズは高さ118mm×幅55mm×奥行き14.9mmで、重量約177g。対応OSはWindows 8/8.1、7、Vista、XPとMac OS X 10.7以上。電源にはリチウムポリマ充電池を使用する。イタリアの皮革ブランド「BUTTERO」が手がけた専用レザーケース、画面用保護シート、microUSBケーブルなどが付属する。
なお、HIGH END 2014で同時に発表された「AK100 II」については、ファームウェアの最終調整により7月中旬頃の発売を予定している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」