クリプトン、こだわりのオーディオアクセサリ2種--ケーブルとボードで高音質化

 クリプトンは5月20日、高音質再生をサポートするオーディオアクセサリ2機種を発表した。スピーカケーブル「SC-HR1000M/50」とオーディオボード「AB-333M/B」をラインアップする。いずれも発売は6月下旬。

 スピーカケーブルのSC-HR1000M/50は、ハイレゾ(HR)ケーブルとして展開する第3弾モデル。すでにUSBケーブル、電源ケーブルが登場している。

 0.18mmの単線を23本束ね、その束6本を中心にポリエチレン線を据えてロープ撚りする独特の構造を採用。ケーブル全体は撚りと逆方向に絹糸で横巻きに締め付けたあと、絶縁処理されるという。単線の素材にはPCOCC-A素材を使用。広いダイナミックレンジと高いS/N比を実現する。外皮膜となるメッシュ部は、最後に巻きつけることにより、ケーブル全体を引き締め不要な振動を軽減するとのことだ。1m切り売りで税別価格は8000円。

  • 「SC-HR1000M/50」

  • ケーブル構造の図解

  • ケーブル内部

 オーディオボードのAB-333M/Bは、ベースにゴムの木で密度の高いランバーコアを採用し、表面材にはモアビ(南洋桜)を用いた。サイズは高さ30mm×幅450mm×奥行き400mmで、重量約4.0kg。100kgまでの耐荷重を実現する。モアビと黒の2色をそろえる。税別価格は2万2000円になる。

  • 「AB-333M/B」

  • 高さ30mmと薄型化できる

  • 左からモアビと黒

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